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定期付終身保険 その3

 

「定期付終身保険」の恐ろしいワナの第3回目。

この定期付終身保険は、通常、60歳で死亡保障と
特約(医療)の保障期間が終ってしまうということ
でしたね。

でも、入院が心配なのは、60歳で定年を迎えた後。

そこで、セールスレディーは、この特約部分の
20年間延長を特別に認めてくれますが、
その支払い額は、何と、約150万~500万
ということでした。

しかも、一括払い。
(年払いできるケースあり)


で、ここからがまたまた問題なんですよ。

60歳で特約を20年間延長ということは、
80歳まで保障期間が延びるということですね。

でも、この80歳までの保障期間というのは、
あなたにとって、果たして十分なのでしょうか?

現在、日本人の平均年齢は、

男性:79歳(世界一)

女性:86歳(世界一)

と言われています。

日本は、男性・女性ともに世界一の寿命を誇るんですよ。


そう言われてみると、

「80歳まで医療保障があれば、大丈夫かな?」

と思いがちです。


と思いがちなんですが、
実は、この年齢は、保障期間を考えるにあたって
全然当てになりません。

厚生労働省のデータによると、人口10万人あたりの
年齢別入院患者数は、

60歳の時、1000人くらいで、

80歳の時は、3700人ほど。

しかし、その後80歳を過ぎた途端に、
急激に増えていくのです。

グラフでみると、いきなり角度が急になります。

ちなみに、【80歳時の生存率】は、

男性:54.2%

女性:75.9%

です。


つまり、80歳になっても、

男性は10人中約5人が、
女性は、10人中約8人が

生きているわけです。


さらに言えば、60歳まで生きた人、
つまり無事定年を迎えた人が、
あと何年生きているかというデータもあるんですが、

それによると、

男性:89歳

女性:96歳

まで生きるらしいです。


ってことは、無事60歳まで生きてきた人にとって、
80歳までの保障ってのは、ぜんぜん足りないわけ。

いいですか、80歳じゃ死なないんですよ。


つまり、80歳までの入院保障(医療特約)じゃ、
定年を迎えたあなたにとっては、意味がない。

足りないんです。

この悲しい事実・・・。


保険について何も調べずに加入した方は、
こうやって損をするんです。

だから、株や為替と同じく、保険だって
リスクのある金融商品なんです。

それを絶対に忘れないで下さいね。

ホントに。

 


 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:21 |

定期付終身保険 その2

 

「定期付終身保険」の恐ろしいワナについて。

このタイプの保険は、60歳になると、
死亡保障とか特約(医療、ガン、三大疾病)などの保障は
ほとんどなくなっちゃうんでしたね。

で、終身の部分だけが残る。

59歳になると、セールスレディーがやって来て、

「良かったですね~。無事定年を迎えられて。
 お子さんも成人なさって手がかからなくなりましたしね。
 これで一安心ですね。
 
 えっと、来年、無事に60歳になったら、終身も特約も
 なくなります。

 ええ、終身だけが残ります。」

あなたは、納得しますか?


ここまでが前回の復習です。
覚えてますか?

60歳で、終身が残るということは、死んだ後、
お葬式代の100万円だけの保障が残るということ。

でも、心配なのは、むしろ定年した後の人生。
いつ体を悪くして入院するか分かったもんじゃありません。

だから、一番必要なのは、医療、つまり、入院保障です。

だから、この医療がなくなったら、長期入院した際に、
家計は困難な状況に陥ってしまいます。

それで、あなたはセールスレディーに向かって
言うわけですよ。


「いや、ちょっとそれは困りますよ!
 だって、これから入院するかもしれないし。。

 今、保障がなくなったらマズいです。
 何とかなりませんかね??」


すると、セールスレディーはこう言います。


「分かりました。

 死亡保障はリスクが高すぎるので、継続は無理ですが、
 特約だけは20年間、つまり80歳まで特別に延長
 しましょう。

 でも、それには条件があります。

 以後20年分の保険料を一括でお支払い下さい。」


実は、こうなるんですよ。

前回の試算に基づいて、20年分の保険料が
いくらになるか計算してみましょうか。



【定期付終身保険(アカウント型)】

30歳加入時       40歳     50歳

特約:     3,000円 →  6,000円 → 12,000円
死亡保障:10,000円 → 20,000円 → 40,000円
終身保険:  2,000円 →  2,000円 →   2,000円
--------------------------------------------------------------------------
         15,000円 → 28,000円 → 54,000円



ここでは、特約の部分だけが問題になりますから、
50歳時の特約にかかる保険料、12,000円(月額)
を基準にします。


12,000円 × 12ヶ月 = 144,000円

144,000円 × 20年 = 2,880,000円


つまり、288万円の支払いが必要になるんです。
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一応、年払いもできますが。


でも、もっと悪いケースがあります。


保険会社は、新商品を次々と発売しています。
で、加入してから2年くらい経つと、
セールスレディーが来て、

「そろそろライフスタイルも変わられたと思いますし、
 弊社の新しい保険に切り替えませんか?
 昔の商品は、下取りしますんで。」


って言って、切り替えを勧めてきます。

ホントの理由は、単純に彼らの手数料収入が
契約後2年で切れるからなんですが。(笑)

で、これを「転換」といいます。


セールスレディーに勧められるがままに
転換をしていくと、保険料はどんどん
高くなっていきます。

そりゃそうですよね。

最初に加入した時より歳を取っているわけですから。

高くなることはあっても、安くなることは絶対にありません。

つまり、転換を繰り返すと、さっきの特約の
部分は、12,000円じゃ済まない。

気付いたら、20,000円くらいになってるケースもあるんですよ。
こうなってる人、結構います。


ってことは、59歳になって、20年分の特約にかかる保険料を支払うことになると、


20,000円 × 12ヶ月 = 240,000円 

240,000円 × 20年 = 4,800,000円


何と、480万も支払わなきゃならんです!
これじゃ、泡吹いて倒れちゃいますね。


 ̄|_|○  


それは、癲癇(てんかん)。(爆)


この特約部分の20年間延長に関する支払いは、
大体、150万~500万の間と言われています。

新車買えちゃいますよ。
マジで。

さらに、まだまだ恐ろしい事実が・・・・!?

それは、また次回♪

 


 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:19 |

定期付終身保険 その1

国内生保で良く売られているのが、
「定期付終身保険」っていう商品です。

最近は、「アカウント型」とかういう名前になりました。
これ、一時期は、日本人の約80%が入っていました。

生保のドル箱。
実際、生保の稼ぎ頭の商品です。

国内生保に加入している人のほとんどが、
これに入ってますね。

この商品は、終身保険に医療とか、ガンとか、
三大疾病とか、いろんなものが付いてるんですね。

ある意味、初心者向けのパソコンセットと同じ。
余計なものまで付いてます。

で、国内生保は、いわゆる単品販売というものを
ほとんどやってません。

つまり、ガン保険だけとか、三大疾病だけとか。

何でもセットにしちゃうんですよ。

えっと、証書持ってきた方は、「主契約」のところ見てくださいね。
そこを見れば、あなたがどんな保険に入っているか分かります。

では、この定期付終身保険ですが、これほど加入者にとって損な商品はありません。

例えば、30歳の方がこの保険に加入したとします。

月々の保険料が、15,000円としましょう。
この内訳って知ってますか?

実は、こうなってます。

死亡保険、つまりあなたが死んだら2,000万とか
いうところの価格が約10,000円。

そんで、特約の医療(入院)、ガン、三大疾病とかに
3,000円かかってます。

いわゆる、特約ってやつですね。

肝心の終身保険、つまりあなたが亡くなると、お葬式代の
100万円が支払われますという部分には、実は、たったの
2,000円しかかかってない。

つまり、終身の方がおまけなわけです。

だって、15,000円のうち、たったの2,000円しかかかって
ないわけですから。

定期付終身保険どころか、「終身付定期保険」ですよ、
これ。(笑)

つまり、こんな感じ。

【定期付終身保険(アカウント型)】

特約:      3,000円
死亡保障:10,000円
終身保険:  2,000円
-----------------------------
         15,000円

じゃ、ほとんどの方が勘違いしてるポイント行きますよ。

「定期保険」ってお金が貯まると思ってません??

正直に、考えてみてください。

別に良いんです。
そう思ってる人が大半ですから。

お金が貯まるのは、「定期預金」。

定期保険は、お金は貯まりません。

本来の意味は、
「一定期間だけ保障しますよ。」
という保険です。

じゃ、この定期付終身保険ですが、終身部分の2,000円はずっと変わりませんが、

変わりませんが、それ以外の部分は10年経つと保障は一切なくなります。

「えっ!?」

と思いました?

そうなんです。

30歳の時に加入して、40歳になると、保障はなくなります。

で、保険会社から「自動更新のお知らせ」みたいなのが
来て、契約が更新されます。

つまり、高くなるんです。

終身以外の部分が、約2倍になります。正確には、1.8倍ですが。

2倍になるすると、10年経った40歳の時にはこうなります。

【定期付終身保険(アカウント型)】

30歳加入時       40歳    

特約:     3,000円  →   6,000円
死亡保障:10,000円 → 20,000円
終身保険:  2,000円 →  2,000円
----------------------------------------------------
         15,000円 → 28,000円

    *終身の部分は生涯変わりません。

40歳になると、28,000円になるんです。

えっと、保険は、10年一区切り。
そんで、価格は2倍になると覚えておいて下さい。

じゃ、50歳になると・・・

【定期付終身保険(アカウント型)】

30歳加入時       40歳     50歳

特約:      3,000円 →   6,000円 → 12,000円
死亡保障:10,000円 → 20,000円 → 40,000円
終身保険:  2,000円 →   2,000円 →  2,000円
--------------------------------------------------------------------------
         15,000円 → 28,000円 → 54,000円



54,000円。。

「高っ!」

でも、そうなるんです。


実際、なってる方いるでしょ?マジで。

じゃ、60歳になると・・・

ここからが定期付終身保険の恐ろしいところ。
保障はほとんどなくなります。

終身の部分だけが残る。

で、59歳になると、セールスレディーがやって来て、


「良かったですね~。無事定年を迎えられて。
 お子さんも成人なさって手がかからなくなりましたしね。
 これで一安心ですね。
 
 えっと、来年、無事に60歳になったら、終身も特約も
 なくなります。

 ええ、終身だけが残ります。」


あなたは、納得しますか?

つまり、終身が残るということは、死んだ後、
お葬式代の100万円だけの保障が残るということ。

でも、心配なのは、むしろ定年した後ですよね??
何が原因で入院するか分かりませんし・・・。

この後、世にも恐ろしいワナが待ち構えています。

今日は長くなったので、これくらいにしておきますね。
その【ワナ】とは・・・!?

 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:17 |

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