2009年4月

資産運用体験談 その1


知識の実践に関しては、僕はメルマガ読者さんから、
よく体験談の報告をいただきます。


無料レポートを読んだり、無料セミナーに参加した後、

「実際にHSBC香港で口座を開設してきました!」

という内容です。


実際のところ、去年の9月からHSBC香港での口座開設は
非常に厳しくなりました。


というのは、去年、日本人の口座開設者が異常なペースで増え、
そして、多くの日本人口座開設者が、ただ口座だけ開設し、
その後ほったらかしで、何の取引もしないということが
頻発していたからです。


ですから、今から口座開設に行かれる方には、HSBCの本店ではなく、
支店に行くようにとアドバイスしています。

さて、今月初めに、実際に口座開設に現地に行って来た
堀内さんという方から報告のメールが来ましたので、
あなたにもシェアしますね。


ちなみに、堀内さんには、このメルマガで取り上げることを
了承いただいております。


では、どうぞ。







> 玉村さん
>
> 今晩は、堀内です。
>
> 4月2日~4日にかけて香港に行ってきました。
>
> 到着した日は夜遅かったこともあり、ホテル到着後ホテル周辺を
> 観察して終了しました。
>
> 翌3日、HSBC Tsim Sha Tsui 支店にてスマートビンテージ&
> 投資口座の開設を行いました。
>
> 自分が英語を全く理解出来なかったので担当の方も苦労していましたが、
> 何とか開設手続きを行うことが出来ました。
>
> 次にイニシャルデポジットですが、これまた英語が話せなかった為、
> 香港ドルで預けたかったのですが日本円での預け入れになってしましました。
>(後に本店で解ったことでしたが・・・)
>
> (日本円の為か小切手は渡されなかったです。あと英語が出来ないからか
> 投資の勧めもなかったです)
>
>
>
> 口座開設&イニシャルデポジット終了後、セントラルへ移動し
> 本店入り口のライオンとの感動?の対面を済ませた後、
>
> エレベーターにて店内に入り投資口座が開設されているか
> 不安でしたので確認してもらい(ここには日本語が話せるスタッフの方が
> 1人いましたので助かりました)投資口座は開設されていることを確認し、
> ATMにてアクティベートを行おうとしたのですが、これがまったく要領を得ず
> 四苦八苦の末PINの変更を行いました。
>一応不安ですがアクティベート終了したと思っています。
>
>
> 香港ドルの手持ちが少なくBOOM証券の開設手数料分が足りなかったので
> 香港ドルを引き出そうとATMに行ったら明細が出てくるだけで紙幣が出てこず、
> 困り果てて窓口へ行くと口座にドルが入っていない事がこの時点で判明、
> このやり取りで日本円で預け入れした事が解りました。口座にはこの時点で
> 入金額は反映されていませんでしたので物凄く不安になりました。
>
>
>
> 一旦HSBCを出て、支店に確認しに行こうか、食事に行こうか思案しました。
> (この時点で12時過ぎでした)迷った末、玉村さんお勧めのお店に行きました。
> 階段を登って入ったら沢山の人が並んでおり、一旦外に出て時間を潰してから
> 再度お店に行き食事をしました。
> (この時点でもまだ人が並んでおり30分位待ちました)
>
>
> 食事後に、手持ちの円を香港ドルに交換してもらおうと本店に戻り
> 窓口へいくと口座に入っている円をドルに交換されそうになるは、
> 財布からだした1万円をドルで入金されるはで散々でしたが、
> 何とか香港ドルを手にすることが出来、BOOM証券へ向かいました。
>
>
> BOOM証券の駅からの行き方を詳細に調べて行かなかったので
> ちょっと迷いましたが、無事たどり着き開設終了。
> (片言の日本語を話すスタッフがいましたので何とかなったみたいです)
>
> 部屋を出てエレベーターで1階へと降りて行くと、そこは駐車場??
> 少しの間迷子になっていました。
>
> 何とかビルから脱出することが出来ましたが(この時点で5時過ぎてました)、
> 疲れました、本当にクタクタになり観光でもしようと思っていましたが、
> そんな気力も出ず食事をしてホテルに戻ることにしました。
>
>
> 食事を終え、地下鉄に乗りYAU MA TEIで降りて朝きた出口番号へ
> 向かい地上に出た時です、あれ??何だか景色が違うな???
>
> 周辺をぐるぐる回ってみましたが全然ホテルが見当たらず、
> 地下鉄へ戻り色々な出口を試してみましたが全然駄目、
> 完全に景色が違うのです。
>
> ここでも完全に迷子になってしまいました。30分以上うろうろと
> 徘徊した挙句、ある店に入り道順を尋ねることにしました。
>
> ホテル名を伝えたのですが有名ではないらしく知らないようでしたが、
> ホテルの住所と番号入りの部屋のキーを持っていましたので、
> それを見せたのですが解らないらしく最後はホテルに電話をして戴いて、
> ホテルに帰ることができました。(この時は本当に感謝しました)
>
>
> 今回の口座開設は、疲れたのと人の温かさ&英語はやっぱり
> 話せないといけないなと思った旅行になりました。


堀内さん、ご報告ありがとうございました。
そして、口座開設成功、おめでとうございます!!


こうやって、英語が苦手でも勇気を持って、
海外へ飛び出して行かれる方は素晴らしいと思います。


今回はまさに、堀内さんにとっての大冒険でしたね。


でも、今回のことは、間違いなく大きな一歩と
なったことと思います。


そして、これによって、大きな自信もついたでしょう。


本当に素晴らしいです!

あなたも、この堀内さんの報告に勇気付けられたことと
思います。


ぜひ、堀内さんを見習って、これまでに僕のメルマガや
無料レポート、そして無料セミナーで学んだ知識を
実践に移して下さいね。


知識は、実践しなければ宝の持ち腐れです。


実践し、試行錯誤することで、本物の知識と実力が
身についていきます。


これは、何においても同じですね。


あなたにも、この堀内さんのように実践報告があれば、
ぜひ教えて下さいね。


【あなたの資産運用体験談お待ちしています】


Posted by highfive | 2009年4月30日 17:14 |

貸借対照表 その2


前回は、貸借対照表の右側、つまりお金が入ってくる方から
見てきました。


なぜなら、このバランスシートを見るときは、
お金の流れに沿って見ていくと分かりやすいからです。

では、この貸借対照表(バランスシート)の左側、
つまり、借方から見ていきましょう。


ここは、右側で集めたお金、つまり自己資本と他人資本を
どこにどう使っているか(投資しているか)を表す部分です。


例えば、あなたが独立してビジネスを立ち上げた場合、
事務所を借り、従業員を雇い、そして設備投資しますね。


これらのことは、全て「投資」ということになり、
バランスシート上の左側に表されます。

この左側には、まず、【資産の部】と書かれており、
企業のある時点における資産の額が表示されます。


ちなみに、資産というのは、

「将来、会社に現預金をもたらすもの」

です。


だから、これはつまり、投資なわけですね。

この左側を見てみると、例えばこんな感じです。

---------------------------------------------------

(資産の部)

流動資産

 現金預金
 受取手形
 短期貸付金
 未収入金・治療未収入金
 商品
 製品
 仕掛品
 貯蔵品
 前渡金
 前払費用
 仮払金
 仮払法人税等
 仮払消費税等
 繰延税金資産(流動)

固定資産

 有形固定資産
  建物・構築物
  機械・装置
  車両・運搬具
  工具・備品・医療器具備品
  土地
  建設仮勘定

 無形固定資産
  ソフトウェア
  のれん

 投資その他の資産
  投資有価証券
  関係会社株式
  長期貸付金
  破産更生債権等
  長期前払費用
  敷金・保証金
  繰延税金資産(固定)

 繰延資産
  開業費
  新株発行費

---------------------------------------------------

資産の部の中には、いくつかの項目があります。


大きく分けると、『流動資産』と『固定資産』の
2つに分けられます。


そして、これらは流動性の高いものから順に、
つまり、現金化しやすいものから順に並んでいます。


流動資産とは、1年以内に現金にすることができる
資産のことです。


これは、企業の事業活動における運転資金です。


つまり、現金預金から在庫商品になり、それをお客さんに
販売して売上債権となります。それを回収すると、
また現金預金となる・・・という具合に循環していきます。


常に循環して流れている資産。


だから、このような資産のことを指して、
「流動資産」と言うわけです。

次に固定資産。


これは、土地、建物、機械装置の資産価値など、
長期にわたっての減価償却や、将来の売却によってのみ
回収できるものです。


この固定資産は、「有形固定資産」と「無形固定資産」、
「投資その他の資産」、そして「繰延資産」から
構成されています。


有形固定資産は、土地や建物のように、形を有するもの。


無形固定資産は、特許権のように形のないもの。


投資その他の資産は、利殖などを目的にして長期間
保有される投資有価証券などのことです。

具体的には、1年以内に現金化する予定のない
株式などです。


繰延資産は、支出の効果が1年以上に渡る費用について、
合理的な期間に分散して償却することが認められたものです。

その間は資産として計上します。

この繰延資産には、創業費や開発費など商法上の繰延資産と、
建物を賃借するために支出する権利金や立退料、
公共施設の負担金など税法上の繰延資産があります。

この左側の資産の部を見る際は、特に上位3位に
注目すると良いです。


つまり、会社のお金の多くが、そこに投資されている
ということが分かるからです。


イメージとしては、貸借対照表の右側で調達したお金が
左側に流れ込み、そこで投資に回される。


そして、だんだんと資産が大きくなっていくのが理想的。


つまり、この資産が年数が経つにつれ増えていくのが、
成長している会社というわけです。

では、その逆は、どうでしょうか?


右側でお金を調達し、左側で投資しても、
年が経つにつれて資産が減っていく・・・。


これは、ダメな会社ですね。


まさに、負のスパイラル。


こういう会社には投資してはいけません。


さて、いかがでしょうか?


だんだんと貸借対照表(バランスシート)が
分かってきたと思います。


では、今日はここまで。

Posted by highfive | 2009年4月30日 01:41 |

貸借対照表 その1


貸借対照表とは、財務諸表の1つです。


ちなみに、財務諸表は以下のように大きく3つに
分かれます。


・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書


これら財務諸表によって、どういうことが読み取れるのか?


それは、


『企業が1年間に行った投資とリターンが【原因】となって、
【収入と支出】が発生し、その【結果】として、
 会社の財産の量が決まる。』


ということが分かるわけです。

この【結果】にあたる部分が、今回取り上げる
『貸借対照表』なのです。


これは別名、バランスシート(Balance sheet、略称B/S)
とも呼ばれます。

この貸借対照表は、企業のある一定時点、例えば、
その企業の1年の最終日である決算日に、

「会社がどのような資産をどれくらい持っているか?」

そして、

「そのための資金をどこから調達しているのか?
 (いくら負債があるのか?)」

を示すものです。


つまり、どうやってお金を集めて、それを今、
何に投資しているかが分かるわけです。

しかし、これはあくまでも「時点ベース」のものです。


分かりやすく言えば、マラソンランナーが「ヨーイ、ドン!」で
スタートし、抜きつ抜かれつしながら、ゴールする時に、
デジカメで、その最終結果の瞬間だけを撮ったようなものです。


ですから、結果が15位だったとしても、それまでの途中結果が
どうだったかは全く分かりません。


つまり、貸借対照表が表すのは、企業が一年間活動しての
投資とリターンを行った結果、ある一時点で、どういう
財政状況(財産の状況)だったのかということです。

さて、貸借対照表の見方ですが、これは左右に
分かれていて、大きさが等しくなっています。


中身を見ると、左側には資産、右側には負債が
載っています。

左側の資産のことを「借方(debit)」、

右側の負債のことを「貸方(credit)」

と言います。


でも、この言葉の意味は深く考えないで下さい。
混乱の元なんで。


右側は、「どこからお金を持ってきているか」、
そして、左側は、「どこに使っているか」
を表しているということです。


そして、この右側と左側は必ず等しくなる、
つまりバランスするということだけ、
しっかりと覚えておいて下さいね。


天秤をイメージしていただければ分かりやすいですね。


左の重さ(資産)と右の重さ(負債)の合計が一致し、
釣り合いが取れている。


バランスが取れてる。


だから、「バランスシート」と呼ばれます。

では、この見方ですが、まずは、貸借対照表(バランスシート)の
右側から見ていきます。


なぜ右側から見るのか?


それは、このバランスシートを会社そのものだと
イメージします。


すると、まず右側からお金が入ってくるので、
こちらから見ていくわけですね。


バランスシートは、お金の流れに沿って見ていくのが
コツです。

さて、お金が流れて来ると言っても、勝手に入ってくるわけ
ありません。


当たり前ですよね。
そんなことが起こるなら、誰もお金で苦労しませんから。(笑)


会社は、お金を調達しなければなりません。


お金を調達する方法は、自分で賄うか、他から借りるか
のどちらかです。


ですから、右側には、負債の部と資本の部の2つに分かれて
上下に表示されているわけですね。


つまり、会計上では、負債も資本も、事業における
資金調達の形だということです。


他から借りて、将来返済しなければならないお金を
「他人資本」と言い、自分で集めた返済しなくても良い資本を
「自己資本」と言います。

では、ここで具体例を見てみましょう。


---------------------------------------------------

(負債の部)

流動負債

 支払手形
 買掛金
 短期借入金
 コマーシャル・ペーパー等
 1年内返済予定長期借入金・社債等
 未払金
 未払法人税等
 未払消費税等
 未払費用
 前受金
 預り金
 仮受金
 仮受消費税等
 繰延税金負債(流動)

固定負債

 社債
 長期借入金
 退職給付引当金
 繰延税金負債(固定)

---------------------------------------------------

(資本の部)

株主資本

 資本金
 資本剰余金

 利益剰余金
  ※利益準備金
  ※任意準備金
  ※繰越利益剰余金
 自己株式

 評価・換算差額等

 有価証券評価差額金
 ○為替換算調整勘定

 新株予約権
 ○少数株主持分
 (○は連結決算固有、※は主に単独決算)

---------------------------------------------------


上が借りてきたお金、つまり負債(他人資本)のこと
ですね。


この負債は、大きく分けると、2つに分かれます。


「流動負債」と「固定負債」です。


流動負債は、1年以内に支払わなければならない
もののことです。


それに対して、固定負債は、支払い義務が
1年を越えるもののこと。


そして、これらは、流動性の高いものから低いものへと
記載されます。


先に返していく、つまり、先にお金が出て行く順に
並んでいるわけですね。

では、下の「資本の部」ですが、これは自分で集めたお金、
つまり自己資本なので、先ほども述べた通り、返さなくても
よいお金のことです。


ただし、株式会社で言う「自分のお金」とは、「株主のお金」
のことです。


なぜなら、法律上では、会社は株主のものであって、
経営者のものではないからです。


だから、「自分」とは、「株主」のことなんですね。


でも、オーナー企業ならいざ知らず、東証一部に
上場しているような企業を見れば分かるように、
株主イコール経営者とは限りません。


ですから、最近ではこの辺をハッキリとさせるために、
あえて「株主資本」と表現されます。


ですから、この資本の部の中身は、具体的には、
株主からの出資金と、過去の経営活動から
生み出された利益の内部留保分となります。


貸借対照表を見る際には、この自己資本の占める割合が
高ければ高いほど、会社の健全性が高いと言えます。

では、今回はとりあえずここまでとしておきましょう。


次回は、貸借対照表の左側(借方金額)を見ていきますね。

Posted by highfive | 2009年4月15日 07:51 |

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