2008年3月

医療保険 その1

 

前回までは、定期付終身保険についての
お話でした。


下手なホラーより怖かったでしょ?


まー、でも、ほとんどの方が知らないですからね。
あれで保険証書見直した方、もしくは、卒倒しそうに
なった方も多かったことと思います。

でも、それはあなたの責任なんですよ。

何も知らずに加入した方が、損をする。
それが金融の世界です。

そんな甘い世界じゃありません。


投資は自己責任でお願いします。

保険も自己責任でお願いします。


でも、その辺をきちんと理解しておかないと、
元本割れして、大変な目に遭うんです。



じゃ今回は、医療保険について取り扱っていきたいと思います。
医療保険って言うのは、入院保障のこと。

これは、本当にみんな分かってない。

って言うか、日本にはロクな商品がないのも事実ですが。

じゃ、まずは国内生保の医療保険から行きましょう。


国内生保のほとんどは、120日保障です。

よくあるのが、

「入院5日目から120日目まで
 保障しますよ。」

ってやつ。


じゃ、次に外資ね。

外資系の生保は、60日型が主流。

こちらは、

「入院1日目から60日目まで保障しますよ。」

ってやつですね。

しかも、価格は国内生保の半額。


ちなみに、外資系の強みは、単品で加入できること。


国内生保は、いわゆる初心者のパソコンのようにセットものなんで、

この前お話した定期付終身保険のように、
死亡保障プラスアルファでいろんなものが
特約としてついてます。

必要かどうか分かんないものまでついてる。


でも、外資は、それに対抗して、医療保険単品、
がん保険単品、三大疾病単品で加入できる。

だから、コストも安くなるんですね。



では、医療保険に話を戻します。

さて、あなたは、

『入院5日目から保障してもらえる120日型』

と、

『入院1日目から保障があり、しかも価格の安い60日型』

どちらに入りますか?
(もしくは入ってますか?)

どっちが良いと思います??


ちなみに僕は・・・

















「どちらも選びません!」(キッパリ)

って言うか、どっちにも入る意味ないんです。


「?????」


その理由は、また次回っ!!

 


 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:23 |

定期付終身保険 その3

 

「定期付終身保険」の恐ろしいワナの第3回目。

この定期付終身保険は、通常、60歳で死亡保障と
特約(医療)の保障期間が終ってしまうということ
でしたね。

でも、入院が心配なのは、60歳で定年を迎えた後。

そこで、セールスレディーは、この特約部分の
20年間延長を特別に認めてくれますが、
その支払い額は、何と、約150万~500万
ということでした。

しかも、一括払い。
(年払いできるケースあり)


で、ここからがまたまた問題なんですよ。

60歳で特約を20年間延長ということは、
80歳まで保障期間が延びるということですね。

でも、この80歳までの保障期間というのは、
あなたにとって、果たして十分なのでしょうか?

現在、日本人の平均年齢は、

男性:79歳(世界一)

女性:86歳(世界一)

と言われています。

日本は、男性・女性ともに世界一の寿命を誇るんですよ。


そう言われてみると、

「80歳まで医療保障があれば、大丈夫かな?」

と思いがちです。


と思いがちなんですが、
実は、この年齢は、保障期間を考えるにあたって
全然当てになりません。

厚生労働省のデータによると、人口10万人あたりの
年齢別入院患者数は、

60歳の時、1000人くらいで、

80歳の時は、3700人ほど。

しかし、その後80歳を過ぎた途端に、
急激に増えていくのです。

グラフでみると、いきなり角度が急になります。

ちなみに、【80歳時の生存率】は、

男性:54.2%

女性:75.9%

です。


つまり、80歳になっても、

男性は10人中約5人が、
女性は、10人中約8人が

生きているわけです。


さらに言えば、60歳まで生きた人、
つまり無事定年を迎えた人が、
あと何年生きているかというデータもあるんですが、

それによると、

男性:89歳

女性:96歳

まで生きるらしいです。


ってことは、無事60歳まで生きてきた人にとって、
80歳までの保障ってのは、ぜんぜん足りないわけ。

いいですか、80歳じゃ死なないんですよ。


つまり、80歳までの入院保障(医療特約)じゃ、
定年を迎えたあなたにとっては、意味がない。

足りないんです。

この悲しい事実・・・。


保険について何も調べずに加入した方は、
こうやって損をするんです。

だから、株や為替と同じく、保険だって
リスクのある金融商品なんです。

それを絶対に忘れないで下さいね。

ホントに。

 


 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:21 |

定期付終身保険 その2

 

「定期付終身保険」の恐ろしいワナについて。

このタイプの保険は、60歳になると、
死亡保障とか特約(医療、ガン、三大疾病)などの保障は
ほとんどなくなっちゃうんでしたね。

で、終身の部分だけが残る。

59歳になると、セールスレディーがやって来て、

「良かったですね~。無事定年を迎えられて。
 お子さんも成人なさって手がかからなくなりましたしね。
 これで一安心ですね。
 
 えっと、来年、無事に60歳になったら、終身も特約も
 なくなります。

 ええ、終身だけが残ります。」

あなたは、納得しますか?


ここまでが前回の復習です。
覚えてますか?

60歳で、終身が残るということは、死んだ後、
お葬式代の100万円だけの保障が残るということ。

でも、心配なのは、むしろ定年した後の人生。
いつ体を悪くして入院するか分かったもんじゃありません。

だから、一番必要なのは、医療、つまり、入院保障です。

だから、この医療がなくなったら、長期入院した際に、
家計は困難な状況に陥ってしまいます。

それで、あなたはセールスレディーに向かって
言うわけですよ。


「いや、ちょっとそれは困りますよ!
 だって、これから入院するかもしれないし。。

 今、保障がなくなったらマズいです。
 何とかなりませんかね??」


すると、セールスレディーはこう言います。


「分かりました。

 死亡保障はリスクが高すぎるので、継続は無理ですが、
 特約だけは20年間、つまり80歳まで特別に延長
 しましょう。

 でも、それには条件があります。

 以後20年分の保険料を一括でお支払い下さい。」


実は、こうなるんですよ。

前回の試算に基づいて、20年分の保険料が
いくらになるか計算してみましょうか。



【定期付終身保険(アカウント型)】

30歳加入時       40歳     50歳

特約:     3,000円 →  6,000円 → 12,000円
死亡保障:10,000円 → 20,000円 → 40,000円
終身保険:  2,000円 →  2,000円 →   2,000円
--------------------------------------------------------------------------
         15,000円 → 28,000円 → 54,000円



ここでは、特約の部分だけが問題になりますから、
50歳時の特約にかかる保険料、12,000円(月額)
を基準にします。


12,000円 × 12ヶ月 = 144,000円

144,000円 × 20年 = 2,880,000円


つまり、288万円の支払いが必要になるんです。
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一応、年払いもできますが。


でも、もっと悪いケースがあります。


保険会社は、新商品を次々と発売しています。
で、加入してから2年くらい経つと、
セールスレディーが来て、

「そろそろライフスタイルも変わられたと思いますし、
 弊社の新しい保険に切り替えませんか?
 昔の商品は、下取りしますんで。」


って言って、切り替えを勧めてきます。

ホントの理由は、単純に彼らの手数料収入が
契約後2年で切れるからなんですが。(笑)

で、これを「転換」といいます。


セールスレディーに勧められるがままに
転換をしていくと、保険料はどんどん
高くなっていきます。

そりゃそうですよね。

最初に加入した時より歳を取っているわけですから。

高くなることはあっても、安くなることは絶対にありません。

つまり、転換を繰り返すと、さっきの特約の
部分は、12,000円じゃ済まない。

気付いたら、20,000円くらいになってるケースもあるんですよ。
こうなってる人、結構います。


ってことは、59歳になって、20年分の特約にかかる保険料を支払うことになると、


20,000円 × 12ヶ月 = 240,000円 

240,000円 × 20年 = 4,800,000円


何と、480万も支払わなきゃならんです!
これじゃ、泡吹いて倒れちゃいますね。


 ̄|_|○  


それは、癲癇(てんかん)。(爆)


この特約部分の20年間延長に関する支払いは、
大体、150万~500万の間と言われています。

新車買えちゃいますよ。
マジで。

さらに、まだまだ恐ろしい事実が・・・・!?

それは、また次回♪

 


 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:19 |

定期付終身保険 その1

国内生保で良く売られているのが、
「定期付終身保険」っていう商品です。

最近は、「アカウント型」とかういう名前になりました。
これ、一時期は、日本人の約80%が入っていました。

生保のドル箱。
実際、生保の稼ぎ頭の商品です。

国内生保に加入している人のほとんどが、
これに入ってますね。

この商品は、終身保険に医療とか、ガンとか、
三大疾病とか、いろんなものが付いてるんですね。

ある意味、初心者向けのパソコンセットと同じ。
余計なものまで付いてます。

で、国内生保は、いわゆる単品販売というものを
ほとんどやってません。

つまり、ガン保険だけとか、三大疾病だけとか。

何でもセットにしちゃうんですよ。

えっと、証書持ってきた方は、「主契約」のところ見てくださいね。
そこを見れば、あなたがどんな保険に入っているか分かります。

では、この定期付終身保険ですが、これほど加入者にとって損な商品はありません。

例えば、30歳の方がこの保険に加入したとします。

月々の保険料が、15,000円としましょう。
この内訳って知ってますか?

実は、こうなってます。

死亡保険、つまりあなたが死んだら2,000万とか
いうところの価格が約10,000円。

そんで、特約の医療(入院)、ガン、三大疾病とかに
3,000円かかってます。

いわゆる、特約ってやつですね。

肝心の終身保険、つまりあなたが亡くなると、お葬式代の
100万円が支払われますという部分には、実は、たったの
2,000円しかかかってない。

つまり、終身の方がおまけなわけです。

だって、15,000円のうち、たったの2,000円しかかかって
ないわけですから。

定期付終身保険どころか、「終身付定期保険」ですよ、
これ。(笑)

つまり、こんな感じ。

【定期付終身保険(アカウント型)】

特約:      3,000円
死亡保障:10,000円
終身保険:  2,000円
-----------------------------
         15,000円

じゃ、ほとんどの方が勘違いしてるポイント行きますよ。

「定期保険」ってお金が貯まると思ってません??

正直に、考えてみてください。

別に良いんです。
そう思ってる人が大半ですから。

お金が貯まるのは、「定期預金」。

定期保険は、お金は貯まりません。

本来の意味は、
「一定期間だけ保障しますよ。」
という保険です。

じゃ、この定期付終身保険ですが、終身部分の2,000円はずっと変わりませんが、

変わりませんが、それ以外の部分は10年経つと保障は一切なくなります。

「えっ!?」

と思いました?

そうなんです。

30歳の時に加入して、40歳になると、保障はなくなります。

で、保険会社から「自動更新のお知らせ」みたいなのが
来て、契約が更新されます。

つまり、高くなるんです。

終身以外の部分が、約2倍になります。正確には、1.8倍ですが。

2倍になるすると、10年経った40歳の時にはこうなります。

【定期付終身保険(アカウント型)】

30歳加入時       40歳    

特約:     3,000円  →   6,000円
死亡保障:10,000円 → 20,000円
終身保険:  2,000円 →  2,000円
----------------------------------------------------
         15,000円 → 28,000円

    *終身の部分は生涯変わりません。

40歳になると、28,000円になるんです。

えっと、保険は、10年一区切り。
そんで、価格は2倍になると覚えておいて下さい。

じゃ、50歳になると・・・

【定期付終身保険(アカウント型)】

30歳加入時       40歳     50歳

特約:      3,000円 →   6,000円 → 12,000円
死亡保障:10,000円 → 20,000円 → 40,000円
終身保険:  2,000円 →   2,000円 →  2,000円
--------------------------------------------------------------------------
         15,000円 → 28,000円 → 54,000円



54,000円。。

「高っ!」

でも、そうなるんです。


実際、なってる方いるでしょ?マジで。

じゃ、60歳になると・・・

ここからが定期付終身保険の恐ろしいところ。
保障はほとんどなくなります。

終身の部分だけが残る。

で、59歳になると、セールスレディーがやって来て、


「良かったですね~。無事定年を迎えられて。
 お子さんも成人なさって手がかからなくなりましたしね。
 これで一安心ですね。
 
 えっと、来年、無事に60歳になったら、終身も特約も
 なくなります。

 ええ、終身だけが残ります。」


あなたは、納得しますか?

つまり、終身が残るということは、死んだ後、
お葬式代の100万円だけの保障が残るということ。

でも、心配なのは、むしろ定年した後ですよね??
何が原因で入院するか分かりませんし・・・。

この後、世にも恐ろしいワナが待ち構えています。

今日は長くなったので、これくらいにしておきますね。
その【ワナ】とは・・・!?

 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:17 |

保険は恐ろしいんです。

 

日本人は、生涯、保険に約2000万も支払いをしています。

実は、この保険は家賃の次に高いものなのです。しかし、ほとんどの方が以前の僕のように何も考えずに保険に入る。安心だからという理由で。

でも、本当に安心なのでしょうか?

それだけの高いお金をかけても、支払ってもらえる額の平均は、たった185万円というのが現実。。(2006年度実績)

いいですか。

2000~2500万を支払って、受け取れる額の平均が185万ですよ。

何でそうなるのか?

そこがポイントです。

例えば、ガン保険。

ガン死亡保険金は、ほとんどの場合、支払ってもらえません。

なぜなら、ガン死亡保険金は、直接の死因がガンでない限り、支払ってはもらえないのです。

「???」

良く分かりませんよね。

これが、トリック。

ガンで死亡する約75%の方は、直接の原因がガンではないのです。
ほとんどが、「心不全」もしくは「臓器不全」

ガンになると、抗生物質を体にたくさん打つため、
抵抗力がどんどん弱まっていきます。

そうすると、窓を開けた際に冷たい風が入ってきて、風邪をひき、さらにはそれが
悪化して、肺炎で死んでしまうなんてこともザラにあるんです。

そんな場合、例えガン保険に入っていたとしても、ほとんど支払ってもらえません。

誰も読まない約款には、

ガン以外での死亡の場合対象外とか、10万円のみ支給。
って書いてあるんですね。

これは、知らなかったじゃ済まされません。

毎月高いお金を払ってきても、万が一の時に支払ってもらえないんです。

それで裁判を起こされる方もたくさんいらっしゃいますが、まず勝てません。
だって、それらのことは約款にしっかりと小さい時で書いてありますから。

こんな話が他にもたくさんあります。いろんなトリックがあるんです。


さらに、最近では国内生保の不払い問題で、その額、910億円。
もう、とんでもない業界です。

さらに、日本人は特に何の疑問も無く保険に加入していますが、日本人は、世界でも最も長寿な国です。

それにもかかわらず、世界で一番保険料が高い。

例えば、同じ2000万の死亡保険でもアメリカは日本の1/2で、カナダは日本の3/1です。
僕もドイツにいたから分かりますが、日本の保険は高すぎます。

そう、異常なんです。

ある元外資系生保の営業マンに聞きましたが、その会社は(かなり有名です)、同じ商品を韓国では65%で販売しているそうです。

なぜこんなにも高いのか?

全世界の保険のマーケット規模は、円換算で、約120兆円。
うち、日本のマーケットは57兆円、つまり約半分もあるんです。

おかしいでしょ?

最も寿命の長い国民である日本人が、世界一高い保険料を払っているのです。

普通、逆です。
というか、もうギャグです。

もうちょっと、恐ろしいお話をしましょう。

「医療保険」ってありますよね?

そう、入院すると、その入院日数に対してお金が支給されるという保険です。
あれ、あんまり意味の無いケースがほとんどです。

例えば、国内生保のほとんどが、【1入院120日型】って言われているものです。

大体、入院5日目から120日目まで1日5,000円とか10,000円とか支給されます。

ここでは、1日10,000円のコースに加入していると考えましょう。

例えば、5日目~120日目まで116日間フルで入院した場合、

10,000円 × 116日 = 1,160,000円。

116万円が支払われます。

ここで疑問を抱いてくださいね。

つまり、1入院120日型では、1日フルで入院したとしても、受け取り額は116万。

ホントに保険必要ですか?

つまり、116万以上の貯金があれば、別に高いお金払って、この医療保険に入る必要なんかないんです。

貯金があれば、こんな保険いらないんです。

外資系生保の場合、保険料は国内生保の約半額。
しかも、入院1日目から支給されます。

でも、これ、確かに安いんですが、当たり前なんです。

だって、保障が国内生保の約半額、つまり1入院60日しかない。

ってことは、60日フルに入院して受け取れる額は、1日10,000円とすれば、

60日 × 10,000円 = 600,000円

もう分かりますよね?
60万の貯金があれば、いらないんですよ。こんなの。

みんな、何も考えずにこういう保険に加入してます。ただ、入っていれば安心だという理由で。

それで、生涯高い保険料を払い続ける。その額、約2000~2500万。

さらにローンで家も買う。
ローンで車も買う。

家のローンに9万、車で5万、保険で3万。トータル17万。

それで、毎月の支払いがしんどくなって、夫婦仲が悪くなる。
子どもに当たる。

家庭崩壊。

こんなことだって起こりかねないわけですよ。

お金は知ってるか知らないかだけです。
つまり、知らないと損するのがお金の世界。

そして、日本は資本主義の国です。つまり、資本(お金)が中心。

お金のことを知らずに生きていくと、とんでもないしっぺ返しが待っています。

 

 

Posted by highfive | 2008年3月24日 19:07 |

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