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確定拠出年金(日本版401k)


最近、【確定拠出年金】なるものを導入する企業が
どんどん増えてきました。


僕の会社でも、すでに5年前ほど前からこの制度が
導入されています。


さて、この「確定拠出年金」ですが、別名を「日本版401K」
(にっぽんばんよんまるいちケー)と呼ばれています。


あなたもこれまでに何度か聞いたことがあると思います。

さて、この401kですが、発祥の地はアメリカです。


そして、これは、アメリカにおいて採用可能な
確定拠出型年金制度の一つなのです。


この「401k」という名前の由来ですが、1978年の
米国内国歳入法(Internal Revenue Code of 1978)の条項名である
"401K"にちなんでつけられました。


この制度が対象とするのは、企業の従業員です。


この制度に加入している会社の従業員は、毎月決められた
掛け金を支払い、その積立金の運用成績に応じて、
将来の給付額が決まるという年金制度です。


税金に関してですが、401(k)プランからお金が引き出されるまで、
401(k)プランへの拠出金および、拠出金の運用益に対する課税は
延期されます。


そして、プランから金銭が引き出されたときに、
はじめて所得として課税されるのです。


つまり、毎年課税されるわけじゃない。


お金が引き出されるまで、税金が繰り延べできる
わけですね。


ちなみに、プランから金銭を引き出しできるのは、
基本的には、引退時点もしくは引退後です。


以上が、アメリカの401kです。


さて、本題の日本の確定拠出年金制度に話を戻しましょう。


従来の日本の年金制度では、給与水準や勤続年数、そして
掛け金の支払額などにより、給付額が確定されるという
確定給付型でした。


この制度では、会社に長く勤めていて、そこそこ給与も高いという、
昔ながらの年功序列制度で上の方にいたサラリーマン達は、
結構な額をもらえます。

しかし、2001年10月よりアメリカの401(k)プランを
モデルとして、日本でも「確定拠出年金法」が施行されました。


この法律が整ったことで、確定拠出年金の制度が
スタートしたんですね。


そして、このアメリカの401(k)をモデルとした制度が
「日本版401k」と呼ばれるようになったんです。


これは、企業や個人が一定の掛け金を負担し、退職後に
年金として受け取るシステムです。


「確定拠出」とは、掛け金が確定しているという意味。


確定拠出年金は、加入者自身が自己責任で運用方法を選び、
その実績次第で年金の額が決まります。


この制度では、運用がうまくいけば、もちろん、多額の年金を
受け取れます。


でも、運用を失敗すると損失を穴埋めする仕組みはありません・・・。

この確定拠出年金の制度ですが、「企業年金型」と「個人年金型」
の2つのタイプがあります。


企業型の場合、企業側が掛け金を支払うので、従業員は
掛け金を負担しなくても良いんです。


でも、個人型では、対象が自営業者や企業型年金を実施して
いない企業の従業員などです。

ですから、この個人型では、企業ではなく、加入者個人が
掛け金を拠出することになります。

ただし、この2つのタイプの両方に加入することはできません。


また、公務員と専業主婦、そして、国民年金保険料を
納めていない人は加入することができません。


2006年6月末現在のデータですが、この時点で、
企業型年金の加入者数は約197万人、そして、
個人型の加入者数は約6.9万人でした。

さて、この確定拠出年金のメリットですが、
まず1つ目は、税制上の優遇措置が大きいことです。
       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

つまり、税法上、事業主拠出金には「損金算入」が認められ、
加入者拠出金には「所得控除」が認められるんです。


そして、2つ目のメリットは、もしあなたが
転職した際に、前勤務先の資産残高をそのまま次の会社へと
口座ごと持ち運ぶことができます。


3つ目は、自分で運用指図ができること。


さらに、4つ目として、この制度には個人勘定が設定されるので、
運用成績が明確に分かります。


上記のようなメリットがあるんですね。

しかし、もちろんデメリットもあります。


それは、先ほども言いましたが、

運用リスクは全て個人が負うことになる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということです。


企業サイドとしては、運用リスクは全て従業員個人個人が
負うことになるので、それに関しての責任はありません。


でも、その代わり、従業員に適切な投資教育を十分に
行わないといけないんです。


そりゃあそうですよね。


金融知識の無い社員に、


「うちも最新の確定拠出年金って制度を導入したから、
 あとは、あんたらが勝手に運用してね。

 運用結果?

 そんなの会社は知りませんよ。あなたの責任ですからね。
 投資は自己責任なんて基本でしょ?

 じゃ、よろしく!」


って言ったって、社員は絶対に納得しませんからね。


労働組合がある会社で、そんなこと言ったら、
大変な問題になること間違いありません。


実際、僕の会社でも何年か前に説明会がありました。


ありましたが、ほとんどの方は理解できてなかったようです。


だって、それまで投資やったことがある人なんて、
それほど多くないですから。


いきなり運用とか言われても意味不明だったわけです。

そして、もう一つのデメリットもあります。


確かに、投資先のファンドなどを自分で選ぶことができますが、
その選択肢が少ない!


これだったら、海外で銀行口座もしくは証券口座を開設して、
自分で運用した方がマシです。


HSBCだったら、800本くらいのファンドを選ぶことが
できますし、僕が口座を開設した香港の証券会社であれば、
6000本ものファンドから選べます。


ただし、数が多すぎると、今度はある程度の金融知識が
ないと選べません。


ですから、その会社の担当の社員に相談しつつ、
自分でも勉強するのが良いと思います。


Posted by highfive | 2008年11月28日 13:54 |

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