さて、先日、11月14、15の2日間に渡って、
ワシントンで、先進国と新興国20カ国・地域が
参加する金融危機対策のための緊急首脳会議
(金融サミット)が行われました。
復習ですが、このG20の正式名称は、
「20カ国財務大臣・中央銀行総裁会議」。
そして、参加したのは、
・G8参加国
(アメリカ、フランス、日本、ドイツ、イギリス、
イタリア、カナダのG7各国とロシア)
・主要国以外で経済規模が大きい11カ国
(アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、
中国、インド、インドネシア、メキシコ、
サウジアラビア、南アフリカ、韓国、トルコ)
・ヨーロッパ連合(EU)議長国
の20カ国と、国際通貨基金(IMF)、国際復興開発銀行(IBRD)、
ヨーロッパ中央銀行(ECB)の3機関の代表。
今回のサミットでは、共同宣言・行動計画が
発表されましたが、その内容を毎日新聞から
抜粋してきました。
■ 金融安定に向けあらゆる追加的措置を実施
■ 金融政策の重要性を認識。即効的な内需刺激の
財政施策を活用
■ IMF・世界銀行の十分な資金基盤を確保
■ 金融市場と規制の枠組みを改革。当局の国際連携を強化
■ すべての金融市場・商品・参加者を適切に規制、
格付け会社を強力に監督
■ 保護主義は拒否し、今後1年間は新たな投資・貿易障壁を
設けない
■ 金融市場の改革・規制で行動計画を採択
■ 09年4月末までに第2回金融サミット。
行動計画の実施状況を点検
何か漠然としてて、よう分からん。
正直がっかりです。。
これは、僕だけじゃなく、ニューヨークの相場にも
反映したようですね。
まぁでも、今回、オバマが出席してませんから、
アメリカも具体策を出しにくかったのかも
知れませんね。
今回の金融危機による世界的な景気後退の懸念は
各国共通です。
そこで、各国は以下のように財政出動することに
しました。
ドイツは総額500億ユーロ(約6兆円)、
フランスは、1750億ユーロ(約27兆円)、
中国は4兆元(57兆円)、
アメリカは、今回不参加のオバマ次期大統領が
1000億ドル(10兆円)規模の対策を検討中。
で、我らが日本は・・・
↓
↓
↓
↓
↓
定額給付金に、たったの2兆円。。(^-^;)
マジっすか!?
ぜんぜんやる気なし状態です。
そのわりに、IMF強化のために、最大1000億ドル
(約10兆円)を出すようです。
ち、ちょっと待てー!!
国民には2兆円で、他の国のためには、その5倍の
10兆円ですか!?
日本って、ホント不思議な国です。。
これでよく暴動が起こらないなぁと思います。
それと、前回話した現在の基軸通貨、「ドル」についてですが、
フランスやロシア、中国はすでに不信感を示していますね。
しかし、だからと言って、すぐにドルが基軸通貨から
外されることはないでしょう。
アメリカにしても、基軸通貨としてのドルを守るためなら、
どんな手でも使うと思いますからね。
ですから、まだしばらくは現状のまま、つまり、ドルが
世界の基軸通貨であることは変わりないと思います。
それにしても、今回のG20は期待外れでしたね。
さて、これから経済はどうなるのか?
まずは、オバマが正式に大統領に就任してから、
どういう政策を打ち出すかですね。
危機的状況に陥っている世界経済。
これは、まだあと1~2年は確実に続いていくと
思われます。
とにかく、今は地道に勉強して、金融の知識を
つけていくしかないですね。
今焦って、一攫千金を狙っても、ロクでもない結果しか
待ってませんから。
2008年11月22日 20:32 |個別ページ